Bluetooth スピーカーを作る
電子工作を始めたのが半年ほど前。アンプから初めて、最初は音がでず、どうにかスピーカーとアンプの完成までこじつけた。その後Bluetoothスピーカーも作ったんだけど、イマイチ納得できるものではなかった。
そこで、今回はブログを書いて、考えをまとめつつ作っていこうと思う。
前回作った青歯アクリルスピーカー1号はこちら。
ちゃんと音鳴るし、そこそこカッコイイ物を作れたっていう満足感はあるんだけど、納得していない部分が多々ある。
青歯アクリルスピーカー1号の問題点
①設計の問題
造的に真ん中下に電池を配置したため、箱の内側を左右分離することができず、背面のパッシブラジエーターの効果が薄い。
ボリューム横にLEDライトとスイッチを配置するつもりだったんだけど、スイッチの下とスピーカーの間に余裕がなく、コードがあたってしまう。LEDライトはやる気がなくなってつけてないです・・・。
②スピーカー・パッシブラジエータ―がビクンビクンしない
Youtubeで見るBluetoothスピーカーは、スピーカーが前後にビクンビクン動いてるし、パッシブラジエータ―も同様にバキバキ動いてる。
一方自分のはというと、最大音量にすると近所迷惑かなくらいの音量しかでないし、スピーカー、パッシブラジエータ―ともに、見た目には動いている気配すらなし。
電池は単三4本で、6V弱。これに使ってる、秋葉原のAITENDOで購入したBluetooth機能のあるアンプが何Vが適した電圧なのかわからず、音はとりあえず問題無く鳴るこの方式でつかっているんだけど。
あと、ボリュームの効きがおかしく、最大ボリュームギリギリまで捻って、やっと音がし始める。どうしたのかなという感じ。もしかすると使っているボリュームパーツの抵抗(Ω)が適していないのかも。
③Bluetoothのバージョンが古い
AITENDOで購入したBluetooth機能のあるアンプで使用しているバージョンが不明なんだけど、iPhone6では接続できるのに、P30liteでは接続できず。多分バージョンが古いんでしょう。
2号をつくる準備
秋葉原で買い出し
あちいね・・・
今日の秋葉原は久しぶりの30度越え。
座り仕事の鈍った身体で電子工作部材の売っているお店を回りましたよ。
今回秋葉原をまわって購入したものがこちら。
marutsuで購入したWi-Fi+BLEモジュール開発ボードESP32-DevKitC-32D-F
技適認証のあるBluetoothをずっとさがしていて、それが見つかれば、ブログやら動画やらで作っている過程をなんの後ろめたさもなく存分にネットにアップしていけるぞと思い、ずっと探していた。このボードに使われているESP-WROOM-32は技適認証があるチップをつかっている正真正銘の大丈夫なやつ。
実は画像のものを買う前に、秋月電機通商でこのチップだけのを先に見つけて、興奮して2枚も買ってしまっていた。無駄になるかもねぇ。
ESP-WROOM-32をどうやって使うか
ウキウキで帰ってどうやればこれをBluetoothオーディオレシーバーとして使えるのかなぁとネット検索してたわけ。
いくつかのサイト見て、俺、びびったね。
プログラミングだとぉ・・・・。
どのサイトを見ても、PCにこのボードを繋ぎ、わけわからないコードをどこかからひっぱってきて、これを張り付けてね!的なことをさも平然とやってるじゃねぇか。
俺には無理だ・・・、突如行われるえげつない行為。
折れた心でしょんぼりキーボードをポチポチやってましたよ。
「ESP-WROOM-32 音」
とか
「ESP-WROOM-32 音楽」
とか・・・。俺、ネット習いたての小学生かなって思いつつポチポチやってたわけ。
そうしたらみつけたのよ。
スマホと自作オーディオを無線接続!Bluetooth-I2S
「 勝ったな」
メガネに白手袋のおっさんじゃないけど、思ったね。
ESP-WROOM-32を使ったBluetoothを使った音楽再生の方法が事細かに書かれてそうなサイト。でも次のページがない・・・。
実はこれ、あのコアな電気工作を趣味にされている方、というか、本業にされている方にはお馴染みの「トランジスタ技術」の2018年10月号のページ紹介だったんだよね。
実は電気工作で電子回路に興味持った俺、本屋で見つけたハードコアなこの雑誌、カッコイイね。これをスタバで読んでたら、かなりのハードコア電子工作師と思われそうだねと思って買ったんだけど、あまりのハイレベルな内容に、買ったその日以降一度も開いていっていうくらい、すごい雑誌なわけ。
自分にはまだ早すぎるやつと思ってたんだけど、出てたんだね、こんな特集号が
トランジスタ技術 2018年10月号 高速プロセッシング 新オーディオ電子工作
さっそく購入。
とりあえず、待ちますよ届くのを。